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2016年4月14日、熊本県阿蘇地方を震源地とする、マグニチュード6.5 最大震度7の熊本地震が発生した。また、4月16日には本震であるマグニチュード7.3 最大震度7強の大地震と大分県中部を震源とするマグニチュード5.7の地震が同時発生し被災地域が拡大することとなった。
さらに、震度5以上の余震の発生は、4月14日以来約1年後の2017年7月2日まで続き、総計25回もの多数の余震が発生している。
熊本県が集計した2017年2月8日までの集計データによれば、死者204名、重軽傷者2,671名、住家家屋の被害は18万6千棟に上り、その内訳は全壊8,651等、半壊32,478棟となっている。
県民の生命・生活の維持に必要なライフラインである電気、ガス、水道や公共施設は寸断され、県民の財産の損壊を含めると損失利益は3兆8,000億円に達するとも言われている。
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